元Simple Bankの共同設立者が新しいBlockchain Paymentのスタートアップを発表

2019年4月4日

Simple Bankの元共同創設者が立ち上げた新しいスタートアップは、初期段階のFintechスタートアップに伝統的な銀行サービス機能を提供したいと考えています。

昨年設立され、現在までプライベートアルファテスト段階で運営されているSilaは木曜日にオープンベータを発表し、ブロックチェーンや暗号スタートアップを含むフィンテック企業の開発者にそのAPIを使った新しいツールの開発を依頼した。

この新興企業は、金融業界の近代化を目指すフィンテックやその他のプロジェクトのための「包括的なAPIプラットフォーム」と自称しています。具体的には、スタートアップは、自動決済機関（ACH）レールなどの既存の支払いシステムを、独自に銀行サービスを受けることが困難な企業向けに、ethereumネットワーク上のスマートコントラクト機能と接続します。

2014年にBBVAが1億1,700万ドルで買収する前にSimpleを共同設立したSilaの共同創設者兼CEOのShamir Karkalは、公共のethereum元帳を使用して自身のデータベースを保存するスタートアップが顧客用のトークンを生成するとCoinDeskに語った。具体的には、Silaのバックエンドは、クライアントに代わって保有しているドルを表すERC-20トークンをクライアントに発行します。

「Fintechのスタートアップを立ち上げてローンチした人と話をしたことがあるなら、みんな同じような恐怖の物語を持っていました。『この製品を持ってローンチしたのは…。そして銀行と恐ろしいことについて学びました。彼は言った。

同氏によると、Silaは新興企業と銀行サービスの仲介者として機能するため、開発者はより迅速に製品を市場に投入することができます。

「理解することが非常に重要なことの1つは、この分野全体で最大の問題はアクセスの欠如です。銀行の免許を簡単に取得することはできませんし、州の送金業者の免許でも問題があるため、支払いシステムにアクセスするだけでは膨大になり、そのアクセスは規制に結び付けられます。私たちの大きな強みの1つです。」

この会社は正式には立ち上げられていませんが、しばらくの間運用され、システムの構築とテストが行われてきました。「私達は1年間これに取り組んでいます」とKarkalは言いました。「昨年秋から小規模のクローズドアルファを開発し、そのアルファに取り組んでいる開発者は約8人か10人で、そのうちの何人かは製品を出荷しています。」

現在、同社はオープンベータ版を使用して幅広い開発者グループをターゲットにすることを計画しています。 Karkalはスタートアップのこの段階の運用については明確なスケジュールを持っていませんでしたが、第4四半期に本格的な発売が予定されている「約6ヶ月以内に鉛筆を描く」とCoinDeskに話しました。

当時、同社は新機能を追加し、開発者からのフィードバックを取り入れ、さらに幅広い支払いレールをサポートすることを望んでいます。

銀行サービス

Karkal氏は、クラウド市場全体の約40％を担当するAmazon Webサービス、Amazon Web Servicesに言及して、「財務のAWS」を構築することを望んでいると語った。

彼が説明しました：

1998年に戻って、もしあなたがハイテクスタートアップを作りたいのなら、それは複雑でした。あなたはサーバーを見つけ、それらを接続し、そしてこれらすべてをする必要がありました、そしてそれはちょうどウェブサイトを立ち上げるために数ヶ月そして時には数百万ドルかかるでしょう。それからAWSがやってきた、それはすべて1タップです。」

「それこそまさに私たちがやりたいことですが、金融の世界でもそれをやりたいのです」と彼は言いました。

APIは、ID検証、銀行口座のリンク、トークン発行、トークンの引き換え、および口座振替の5つの特定のプロセスをサポートします。

SilaのAPIは既存の支払いシステム上で動作するため、同社はKYCおよびAMLサービスを提供しています。

「規制、コンプライアンス、開発コストの障壁を取り除き、イノベーターが数週間でアプリを市場に投入できるようにします」とKarkal氏は述べています。

Karkal氏は、SilaはそのAPIを使って個人をターゲットにしていないと指摘した – それは厳密には新興企業と開発者に焦点を合わせている。